Thursday, October 19, 2006

服 リフォーム 店

隣の敷地に分譲マンションの建築計画が持ち上がったのが、一昨年の秋。
依頼者と弁護士の面談の段取りをつけ、一級建築士は、現場を確認しに飛び出していく。
安いだけが取り柄の下請け業者に発注したのが裏目にでて、あっちもこっちもと「手直し」を指摘され、モタモタしているうちに引渡し期限。
それ以前の昭和56年5月以前に建てられた建物は、書類上での再チェック、つまり構造計算書を再チェックして、新耐震の基準をクリアしているかどうかを確認することはできません。
 
報酬を値切れば、目先の費用は節約できるかもしれませんが、失う価値が、大き過ぎる。
というのなら、自分の味方、自分の眼になってくれるプロを選任してちゃんと完成までチェックしてもらうこと。
であるならば、変化に対応しやすいつくり方を考える必要があります。
というように、具体的に主張すれば、まだ、裁判官も判断のしようがあります。
 
進展しない最大の理由は、業者に資金余力がなく、事実上倒産状態にあることなのですが、
いつまでたっても、高い広告費を投入しつづけて新規のお客さんだけを追わなければならず、楽になりません。
手書きの見積書も「一式」「一式」「一式」ばかりで、A4用紙1枚で完結。
弊社の提案できるものが、そのお客さんに会うのか合わないのか?早めに見極めたいんです。